江戸中期の古伊万里です。金彩による菊の花とおそらく雲をかたどっているのでしょう赤で扇模様と格子模様が描かれています。緑の発色もなかなか良いと思います。吹き墨の技法が良い味わいを出しています。
江戸初期(1650-1690)ころのこんにゃく印判による手塩皿です。藍の深くすんだ味わいが時代を物語っています。これは一見して印判手なのがわかる感じですが、こんにゃく印判の中には手書きにしか見えないものも存在するみたいです。見つけたら買いたいですね。白の生地の味わいもなかなか深いと思います。
江戸中期芙蓉手の七寸皿です。大明成化年製とあります。ただこの表示は比較的新しい皿にも書いてあるので参考程度の情報です。何よりも丁寧な絵付けと深みのある色合いが心を惹かれます。
直径46センチの大皿です。これだけ大きくても描いてある文様は小皿並みに細かいという品です。右の拡大写真を見ても、そのことがよくわかります。江戸後期も終わりのほう19世紀になってからのものでしょう。ナス色を帯びた呉須の色、そして線描きの文様からそのように判断できます。

ここでは、私のコレクションの中でお気に入りの逸品を紹介します。
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和骨董の世界
和骨董の世界 逸品編